2011年10月2日日曜日

屋久島縦走

遅い夏休みを取って屋久島に縦走に行ってきたので山行記録。

9/26(月)
1泊4日フリープランのパックを利用。06:25羽田発08:20鹿児島着の便で飛び、バスで埠頭に移動、12:20鹿児島南埠頭発14:10屋久島宮之浦港着の高速船。飛行機は乱気流で揺れが酷かった。乗り継ぎで空き時間が多いけど、安いパックなので仕方なし。どうせ初日は民宿泊まる以外に予定は無いので。

屋久島は雨。天気予報では雨が続く予報。


9/27(火)
宮之浦の民宿を出発し、バスで永田に移動。バス乗車中に強い雨が降り始めるが、永田付近は止んでいた。バス終点の永田到着が09:00ちょっと前。これが永田行きの一番早い便。
永田から山を臨む。雲多し。
縦走1日目は永田歩道から鹿之沢小屋まで、コースタイムで10:10の行程で、コースタイム通りに行くと小屋に到着が19:10。暗い中での行動は避けたいので、若干ペース速めを目指して行動開始。民家の間を抜け、途中から林道に入り、永田歩道入口から登山道に。ウォームアップ出来てるし、ガツガツ登るか。と思ったらいきなり道を間違う。道が羊歯に覆われていてルートが良く分からず、僅かに見える踏み跡進んで行ったらやたらと険しい道を進む。GPS見るとどうも登山道から外れている様子。
道はこんな感じ
完全にロストしてたら戻っていたけど、踏み跡があるので進んでしまったが、猟師道を進んでいた様だ。GPS見ながら登山道に復帰。登山久し振りすぎてルートファインディングがダメダメ。その後も何度かルートをロストして戻る、と言う有様。ルート指示のテープが褪色していたりで見難い部分もあったけど、と軽く言い訳。

午前中は天気は曇りだったが、午後になって雨が降り始める。樹林帯の中だし天候も悪いので展望は無く、ひたすら登り続ける。休憩時にスパッツ見たらヤマビルが付いていたけど、血を吸われる前に気付いた。登山中は人には全く出会わず、出会うのはヤクシカやヤクザルばかり。
まだ子供のヤクシカ
鹿之沢小屋着いたのは16:00、コースタイムよりだいぶ短縮。先客は2名、後に1名到着し、計4名宿泊。全員ソロ。

縦走1日目の行程


9/28(水)
2日目は鹿之沢小屋から永田岳→宮之浦岳ピストン→縄文杉→白谷山荘の行程。コースタイム09:45と、この日も長い行程。05:00に起床し06:00出発。昨日からの雨は夜のうちに止み、出発時は曇り。藪を漕ぎつつ登る。足下は、土は連日の雨でぬかるみ、岩は滑る。Gore-Tex貼りのトレッキングシューズは浸水し、防水を謳うSealSkinzの靴下も浸水。九州第2位1,886mの永田岳に着く頃にはガスって来て、九州第1位1,935mの宮之浦岳に着く頃には視程数10mと言う感じに。
宮之浦岳山頂。周りは何も見えず。
展望は無いが、とりあえず九州最高峰を踏んだので次を急ぐ。焼野三叉路に戻り、縄文杉を目指す。途中、新高塚小屋止まりの人達とすれ違う。15人くらいか。やはり新高塚小屋泊まりの人は多いらしい。

ガスが段々濃くなり、やがて雨に。途中、ヤクシカの成体雄が登山道に座り込み。幼体は警戒心が強いのか、ちょっとでも近付くとすぐに逃げ出すが、この雄は全然逃げるそぶりも見せない。寧ろこちらが警戒してちょっとずつ近付いたら、ようやく道を開けてくれた。
ヤクシカのおっさん
そんなこんなで縄文杉前に到着。すでに荒川口から登ってきている登山者数名。
縄文杉もガスの中
縄文杉を過ぎると、日帰りツアーの登山者と大勢すれ違う。縄文杉前の広場にはまだあまり人がいなかったので、あと30分位到着が遅ければ混雑していたのだろうと思う。
ウィルソン株
大株歩道入口から楠川分れまではトロッコ道を歩く。気分はスタンド・バイ・ミー。
途中で車両と遭遇
楠川分れからはまた登山道になり、白谷雲水峡に到着。2日目の泊まりは白谷山荘。宿泊者は計7名。

縦走2日目の行程


9/29(木)
縦走最終日。白谷雲水峡からバスが有るが、楠川歩道を下まで歩く。コースタイム3時間。楠川歩道入口までは整備された遊歩道。途中でヤクサルの群れに遭遇。
全部で20匹近い群れ
楠川歩道に入ると一変して山道に。しかも、足下の岩が連日の雨で滑る。2日目にちょっと足を捻って右膝の外側側副靱帯を痛めていたので、慎重に下山。楠川歩道入口からは林道になり、それも暫く行くと畑の間に出、そのまま海沿いの国道まで行った所で、縦走終わり。
海まで下りる
その後は、歩いて楠川温泉に直行。9:00開店に丁度間に合う。逆算して白谷山荘を出発したんだけど。
楠川温泉に行く途中で見掛けた青猫・・・
縦走3日目の行程

海沿いから登り始め海沿いに下りる2泊3日の屋久島縦走。行動時間長いし、標高差有るしで、あまり人にはお勧めしない行程。

2011年9月4日日曜日

Macで研究環境構築、のまとめ


今年の初め位にWindows→Macに宗旨替えし、ようやく環境が固まってきたので、防備録的に。初めてMac使う人向けの内容は既に色々あるので、自分が研究に使う上での事をメインに。

1. OS X Lionインストール
ファイルシステムが「大文字/小文字を区別」だとプログラムによっては正常にインストール出来なかったり起動出来なかったりするので注意(Adobe製品、Windows Live Mesh、等)。また、RAIDボリュームにLionをインストールする場合は「Mac OS X Lion の一部の機能はこのディスク (ボリューム名) では使用できません」と表示される(Apple Support)。

メインで使っているMacProはSSDをシステムに、HDD2台でソフトウェアRAIDでミラーリングしホームディレクトリ以下にマウント。ディスクユーティリティではマウントポイントの指定が出来ないので、Lionインストール終了後、/etc/fstabを作成。


2. rootユーザを有効化
CUI操作だけであれば、ターミナルでsudo suでrootになれるが、Intel Fortran/C++ Composer XEインストール時にはrootユーザでログインする必要があるので、rootを有効にする(Apple Support)。


3. vimの設定変更
エディタは後述のBBEditをメインに使っているが、ターミナルからvim使う事も多々あるので、シンタックスハイライト等を有効にする。/usr/share/vim/vimrcに取り敢えず以下を追記。
syntax on
set ruler
set showmatch
set ignorecase
set smartcase


4. SSHの設定
SSHで他のマシンに接続して作業する事が多いので、都度パスワード入力が面倒なので空パスフレーズの公開鍵認証を使う。ただし、自分の環境では全てのマシンが個人利用に限られており、ローカルIPアドレスが割り振られているので、セキュリティ上問題無しと判断。
ssh-keygen -t rsa (鍵作成、パスフレーズは空)
cd ~/.ssh
mv id_rsa.pub authorized_keys (公開鍵を設定)
秘密鍵(id_rsa)を他のマシンにコピーする。

通常のパスワード認証を無効化する。/etc/sshd_configを編集。以下の項目を設定。
 PasswordAuthentication no
 UsePAM no
sshdを再起動するか、システム環境設定でリモートログインの設定を一度切り、再度入にする。


5. MacPorts
MacPortsはLinuxのパッケージ管理システムの様な物。MacPortsの前に、App StoreからXcode 4.1をインストール。MacPortsインストール後、ホームディレクトリに.profileが作成される。MacPortsでインストールしたものは、/opt/usr/local以下に配置される。portの実行にはroot権限が必要。

MacPortsで利用可能なパッケージはサイトで検索するか、portから検索する。portで検索するには、例えば
sudo port search gcc
とすれば、利用可能なバージョンのgccや、gccに関連したパッケージが表示される。

portはソースコードからコンパイルするので、インストールに時間が掛かる物もある。gcc4.5を1世代前のMacBook Airにインストールするには2時間程度掛かる。Xcodeでインストールされるgccとは異なるバージョンのgccを標準で使うためには、gcc_selectを使う(gcc4.5と同時にインストールされる)。
sudo port select gcc mp-gcc45
MacPortsでは気象モデルWRFの計算とポスト処理のために、NetCDF、mpich2、ncview、nco等をインストール。GrADSやNcar Graphics(NCL)はバイナリをインストール。

sftpをコマンドラインで使う場合には、MacPortsからOpenSSHをインストールするのが良い。MacPortsで5.8p1入れると、Lion標準の5.6p1では使えない、sftpでのtabキー補完やカーソルキーによる履歴操作が出来る。これでGUI操作のsftpクライアントは不要。

異なるバージョンのコマンドが複数ある場合は、/etc/pathsで優先順位を指定する。


6. Linuxとのファイル共有
Mac・Mac間、Linux・Linux間であればNFSでファイル共有すれば良いが、MacとLinuxではUIDやGIDのデフォルトが異なるため、NFSの設定が面倒。なので、SSHFSでファイル共有をする。SSH接続が可能であれば簡単にリモートホストのディレクトリをマウント出来る。

Macでsshfsを使うためには、OSXFuse(最新版をDL、インストール時に「MacFUSE Compatibility Layer」をチェック)とsshfsのバイナリ(sshfs-static-leopard.gzをDL)が必要。バイナリはsshfsにリネームし実行権限付与して(chmod +x sshfs/usr/local/bin等に置く。
sshfsの実行時に「warning: ssh nodelay workaround disabled」と警告が出るが、使用には問題無し。先述した様に公開鍵方式で空パスフレーズのssh接続にしておくと便利。


7. リモートホストに.DS_Store作らない様にする
.DS_StoreはFinderが使用する隠しファイルだが、リモートホストにまで作成するのでこれを止める(Apple Support)。


8. データ同期
MacProとMacBook Airの間でデータを同期するため、Unisonを使用。rsyncと違い双方向のデータ同期が出来、またファイルの比較が速い。例えば、Thunderbirdのデータ(~/Library/Thunderbird)を同期すればメールの設定だけで無く未読/既読も同期出来る。

Macに限らず、Windows、Linuxで利用可。リモートホストとはSSHで接続。空パスフレーズの公開鍵(以下略

GUIだけでなくCUIでも使えるので、crontabで定期的に自動実行してバックアップ、も可能。


9. 開発環境
言語はFortranメイン。統合開発環境(IDE; Integrated Development Environment)は以前はXcode 3.6を使用していたが、4以降ではインターフェースが大幅に変わり、Fortranのシンタックスハイライトが無くなったので、Windowsで使用していたEclipseを使用。プラグインは、バージョン管理はSVNを使っているのでSubversive、Fortran開発環境様にPhotran、をインストール。SVNはsshでリモートホストのリポジトリに接続しているので、空パスフレーズの公開鍵(以下略

エディタはBBEditを使用。ローカルディスク上のディレクトリをツリー表示したり、ftp/sftpでリモートホスト上のファイルを直接編集したり、と高機能。各種言語のシンタックスハイライトも有り。以前は機能限定で無料の下位バージョンTextWranglerを使っていたが、version 10リリースで半額以下に値下がりしたので購入。

2010年9月26日日曜日

新車購入

買ってしまいましたよ。勢いで。新車です。

Cannondale Bad Boy Disc マットブラック(BBQ)

初めてのクロスバイクを買おうと、当初はTrekの7.3 FXが2割引になっていたのでそっち買おうと思っていたのですが、店員さん曰く、最初は見た目で選べば良いんでは、と言う事で。マットブラックの質感が良く、フロントフォークが片持ちになっている、これにしてしまいました。見た目重視。

初日に40km位乗った感想としては、かなり乗りやすいな、と。前の自転車がミニヴェロなので比較がアレですが。それと、ディスクブレーキ初めてだけど、だいぶ感覚分かってきました。

これで来月から片道約12kmの自転車通勤、の予定。

2010年9月7日火曜日

大会

2010年度日本建築学会大会@富山大学が9/9から始まりますね。自分の発表はないけど、連名の発表×2と副司会のお仕事があるので参加してきます。

建築学会大会と言えば、毎度邪魔な電話帳の様な梗概集。DVDでPDFファイルも配布しているんだから、好い加減梗概集は止めれば良いのに、と思いますが。とは言え、PCでPDFファイルを見るにはバッテリーの問題もあるし、可搬性の問題もあるし、で、イマイチ。そこで今年は『iPad, iPhone, iPod touchに日本心理学会大会論文集のCDを入れて持ち歩こう!』を参考に、iPadにDVDのデータ突っ込んで持って行きます。ポイントは、建築学会の梗概集DVDはデータ容量が2.5GB位有ってGoodreaderでzipファイルが解凍出来なかったので、環境分野以外のデータは含めずにzip作成したら成功しました。これで会場に持っていく荷物が減るので嬉しいですな。

では、参加される方は富山大で会いましょう?

2010年8月19日木曜日

都市気候研究の歴史を学ぶ

blogネタが無かったと言うか、細かな事はtwitterの方が楽なのでそっちに呟いていたりで、放置していましたよ。気付いたら半年も・・・

相変わらず自分の時間は余り取れないけど、訳有ってUrban Climatologyについて勉強し直し。まずはUrban Climatologyの先駆者であるLuke Howardの著作を買って読んでます。19世紀に書かれた本ですが、IAUC (the International Association for Urban Climate) が2007年に再版した物で、ハードカバーと電子版の両方が出ています。電子版買ってiPadで読んでますよ。

2010年2月27日土曜日

近況報告 2/27

一ヶ月以上に亘ってblog放置してましたが、生きてます。twitterではつぶやいてますので、近況等々はそちらで。相変わらず忙しい毎日です。

さて、明後日から一週間程インドとネパールに出張行ってきます。途上国で起きている環境問題を実地で調査を行い、また現地の研究者と意見交換をし、今後の可能性を検討してきます。ネパールでは、同行するネパール人研究者の出身地である山奥の小さな村にも一泊滞在します。ネット環境があれば出張先から更新する、かも。

2010年1月6日水曜日

DX

昨年末にKindle買ったばかりなのに、Kindle DXが日本でも買えるようになるのか・・・

誰か小さい方買いません?